このゲームは2人専用マップです。基本ルールとの差分が僅かしかないため、2人で遊ぶ入門用に良いかもしれません。
セットアップ
各色の商品を6つずつゲームから除外します。その後、各都市に2個ずつ商品を置きます。
(訳注:ルールには言及されていませんが、2人の場合はパス権アクションは何も意味がありません。パス権のアクションが使えないことを何かしらの方法で示すほうが分かりやすいでしょう)
手番順決定フェーズ(競り)
競りに負けた方は、値付け額の半分(端数切上げ)を払う必要があります。
線路敷設フェーズ
川と山の敷設コストは5金です。フェリー(※)の建設コストは6金です。
フェリーの建設
マップ上には 2 つのフェリールートがあります:「Ayr」 と 「Belfast」 の間と 「Ullapool」 と 「Stornoway」 の間です。フェリーを建設すると通常の1区間としてみなします。フェリーを建設するには、その両端が都市化している必要があります。
特別な区間
隣り合っている「Ayr」と「Glasgow」を直接繋ぐことができます。そのときの建設コストは2金です。特別な区間を繋げるには、「Ary」が都市化されている必要があります。繋げたプレイヤーは「Ayr」と「Glasgow」の間に所有マーカーを置いてください。
商品補充フェーズ
4個のサイコロをふります。必要に応じて1回ないし2回ふってください。
※都市化されて黒い都市が盤面に出たら2回ふってください(1回は白い都市に、1回は黒い都市に)。そうでないなら1回で十分です。
ゲーム終了
7ラウンドまたは8ラウンドで終了します。
7ラウンドか8ラウンドかはゲーム開始前に選択してください。
(訳注:フォーラムによると、蒸気の時代に慣れたメンバーであれば7ラウンド終了がおススメだそうです)
参考
画像およびルールはBGGより。PnPのデータが公開されているので、ぜひ印刷して遊んでみてください!
余談:このマップが作られた背景など
蒸気の時代が発売された数年後…第2版が発売された際にBGGの蒸気の時代フォーラムで「2人で遊べるバリアントを考えるスレ」ができました(そこでは基本セットの五大湖マップを半分だけ使うことが前提でした)。そのバリアントルールを元に(これまた有志によって)作られたのが、このスコットランドマップです(→当時のフォーラム)
当時のギーク達に思いを馳せながら遊ぶのも一興かと思います。また有志で作られている故に、様々な派生ルールが存在します。本ブログではRedrawマップに記載されている内容を元に紹介しています。